院長ブログ

2017.09.22更新

因幡の白ウサギのお話をご存じですか?

今日は不思議な力に導かれるままに、白兎神社へお参りしました。

大穴牟遲神(おおなむぢのかみ=大国主神のこと)には兄弟(八十神)がいた。
八十神は大穴牟遲神を嫌っていた。
八十神は、稲羽の八上比賣(やがみひめ)に求婚したいと思い、稲羽(いなば)に出掛けた時、大穴牟遲神に袋を持たせ、従者のように引き連れた。
「気多(けた)の前」に来たとき、裸の兎(あかはだのうさぎ)が伏せっていた。
兎は、八十神に「海塩を浴び、山の頂で、強い風と日光にあたって、横になっていることだ」と教えられた通りに伏せていたが、海塩が乾くにつれ、体中の皮がことごとく裂けてきて、痛みに苦しんで泣いていると、最後に現れた大穴牟遲神が「なぜ泣いているの」と聞いた。
菟は「私は隠岐の島からこの地に渡ろうと思ったが、渡る手段がありませんでした。そこで、ワニザメ(和邇)を欺いて、『私とあなたたち一族とを比べて、どちらが同族が多いか数えよう。できるだけ同族を集めてきて、この島から気多の前まで並んでおくれ。私がその上を踏んで走りながら数えて渡ろう』と誘いました。
すると、欺かれてワニザメは列をなし、私はその上を踏んで数えるふりをしながら渡ってきて、今にも地に下りようとしたときに、私は『お前たちは欺されたのさ』と言いました。
すると最後のワニザメは、たちまち私を捕えてすっかり毛を剥いでしまいました。
それを泣き憂いていたところ、先に行った八十神たちが『海で塩水を浴びて、風に当たって伏していなさい』と教えたので、そうしたところ、この身はたちまち傷ついてしまったのです」といった。
そこで、大穴牟遲神が兎に「今すぐ水門へ行き、水で体を洗い、その水門の蒲(がま)の穂をとって敷き散らして、その上を転がって花粉をつければ、膚はもとのように戻り、必ず癒えるだろう」と教えたので、そうすると、その体は回復した。
これが、稲羽の素兎(しろうさぎ)である。
その兎は「八十神は八上比賣を絶対に得ることはできません」と大穴牟遲神に言った。
そのとおり、八上比賣は八十神に「あなたたちの言うことは聞かない」とはねつけ、大穴牟遲神に「袋を背負われるあなた様が、私を自分のものにしてください」と言ったため、今では兎神とされる。

この地は日本の医療の始まり也 と白兎神社さんは誇らしげに語っておられます。

大国主命さまのお話ですから、確かに日本の医療の始まりの地ですね。

白ウサギの話を思い出しながら・・・

皮を剥がれて痛みで苦しんでいる白兎は患者さんに、
海水を浴びて、風に当たれば治ると欺いた八十神は現代医学に重なりました。

さまざまな病の元凶は、食毒・薬毒・貪毒・邪毒などにあります。

ワニザメを騙してピョンピョン跳ねている白兎は、毒だらけの美味な飲食、すぐ効く薬、あらゆる貪欲と邪念に歓喜する現代人にとても似ています。そして当然、病になります。

すると医療業界、薬品業界、サプリ業界、美容業界、食品業界・マスコミ・・・こぞって「これが効く」「あれが良い」と八十神のように教えてくれます。そして、ますます病は悪化していきます。

今だったら、植皮だ! ステロイドだ! このサプリだ! レーザー照射だ! ヨーグルトだ!・・・
八十神のオンパレードです。

白兎はなぜ大国主命を信じたのでしょうか?

八十神たちの荷物が入った大きな袋を担いで最後に現れた姿に、これまでの苦労と辛抱が滲み出ていたからではないでしょうか。

この方はホンモノだ。そう直感させるオーラがあったのでしょう。

八上比賣姫はもちろんのこと、日本中の高貴な姫君たちは皆、大国主命を受け入れるだろう。

白兎は苦労と辛抱が輝くオーラとなった大国主命を見上げながら、そう思ったことでしょう。

今日、医療の始祖の神さまに導かれたのは、きっとホンモノの医療を始めなさい、という神さまたちのエールだったのでしょう。

明日で還暦。人生二回り目です。
自然医学が当たり前の医療となるように、がんばって天命を果たしていきます。

投稿者: 医療法人愛香会 奥山医院

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