院長ブログ

2018.02.04更新

「腎不全になぜ尿断食が効くのですか?」とのご質問を多くの方々からいただきました。

尿断食は、自尿全部を飲尿するのが原則です。
それに、ビタミン&ミネラル補充の目的でニンジン+リンゴジュースを適宜、飲んで頂きます。
生姜白湯や蜂蜜白湯もOKです。

すると、この尿断食中は、腸管(小腸&大腸)は完全休養できます。

小腸&大腸にとっては、生まれて初めての長期休暇です。思いっきりリフレッシュできます。

断食中は、身体は24時間ずっと排泄モードです。
腸管に溜まっていた悪血や水毒、食毒、薬毒などがどんどん排泄されていきます。

腎に溜まっていた毒や老廃物も排泄されます。

腸管が元気になると、腸内フローラも元気になります。

腸管にも腎にも、免疫力&自然治癒力&蘇生力が回復してきます。

腎臓が100%機能不全に陥っていない限り、ゆっくりですが、蘇ってくる可能性があります。

私は、腎臓の具合を主にアーユルヴェーダの脈診と氣功で診ています。これで腎が死んだのか? 眠っているのか? 生きているのか? がわかります。

血液検査結果(BUN、クレアチニン、尿酸値、カルシウム、リン、カリウム値など)は、治療経過の判断に用いています。

尿療法のバイブル「命の水」ジョン・W・アームストロングには、まだ透析療法のなかった時代に尿断食で腎不全を克服した症例が多数記載されています。
それらの症例レポートから、尿断食の期間は1〜3ヶ月間、最長100日可能であることがわかります。

「自尿全部を飲尿し続けても大丈夫なのですか? 」

大丈夫ですよ。

ただし、腎不全の方は血中カリウム値が高いので、これだけは薬剤でコントロールしなければいけません。(高カリウム血症は心停止してしまいます)


尿断食に限らず、すべての断食は、断食期間と同じ日数を断食後の回復食期間に当てます。

50日断食すれば、後の50日間かけて、ゆっくりと食事を戻していきます。

この際、ニンジン+リンゴジュースは続けて、1日1食生活に持って行くことをお薦めしています。

透析開始後半年を過ぎると、尿断食で腎を蘇生するのは難しくなりますが、ケースバイケースで、時には1年以上の透析歴の方でも透析から離脱できる方も稀におられます。

この際、一番の問題は、透析を受けている病院と担当医師の理解を得られないことです。
(二番目にご家族や親戚の理解も・・・)

尿断食だけでなく、自然医学はあくまでも自己責任です。

それだけの覚悟がないと、奇跡は起こり得ないのは、古からの理です。

 

 

 

投稿者: 医療法人愛香会 奥山医院

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